生成AIを全く使ったことがない!

という方は、ChatGPTのアカウントを作った後、以下のページも併せてご活用ください。

日時このページで使用した生成AI
2024/1/20ChatGPT(GPT-3.5)

👍 基本的な姿勢


- 生成物を提案として扱う

生成AIの出力には誤りや嘘が含まれている可能性があります。例えば、生成AIが以下の文章を出力しました。

火星人に出会うまでの5ステップです。

この回答を仕事や教育の現場で「真実」「正しい内容」として扱うことは難しいでしょう。
また利用者が有用な使い方を知らないだけで、生成AIが悪いわけではないにもかかわらず、誤りや嘘を含む生成物を出すAIへの過小評価(思っていたよりAIはダメね的な認知バイアス)につながります。

あくまで生成物は生成AIから利用者への提案であり、利用者が提案を受け入れる・却下する判断を下す必要があります。


- 試行錯誤する

生成AIは一度のプロンプトでうまくいく(=利用者の意図・目的に沿う生成物が得られる)ことは滅多にありません。
生成AIを利用した経験がある方は納得されるのではないでしょうか。大きく分けて3つの理由があります。

  • 利用者の意図・目的が最初からはっきりしていないから
    最初のプロンプトを投げる時点ではモヤモヤしていることが、生成AIとのやり取りを通じてはっきりすることがあります。

  • 指示が悪いから
    意図・目的がはっきりしていても、それを指示に含めなかったり、指示の言葉が良くないことが挙げられます。

  • 生成AIの挙動が確率論的かつ暫定的だから
    生成AIの出力には再現性がありません。指示によっては、同じ指示を10回出しても、10回とも異なる内容が返ってくる可能性があります。
    また現在公開されている生成AIサービスの中で使用されている言語モデルが更新を続けているため、半年前と今時点とで、挙動が異なることがあります。

現在各所で紹介されている「有用なプロンプト」のほとんどは「ある日時や一定条件下で役に立つプロンプト」であり、確実に・普遍的に役立つものは少ないです。


生成AIへの指示や生成物を継続的に確認・検証するスタンスが重要です。

生成AI利用のチャート


Last updated 02 2月 2024, 18:59 +0900 . history