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Developer_Guide
テンプレートを使用する
深津式テンプレートとその応用
発展的な内容を含むページです
このページからプロンプトガイド応用編がはじまります。
プロンプトエンジニアリングの基本原則はこちらからご覧ください。
深津式プロンプトテンプレート
このページでも紹介しましたが、改めてプロンプトのテンプレートを紹介します。
# 命令書:
あなたは{プロの編集者}です。
以下の制約条件と入力文をもとに{最高の要約}を出力してください。
# 制約条件:
- 文字数は300文字程度。
- 小学生にもわかりやすく。
- 重要なキーワードを取り残さない。
- 文章を簡潔に。
# 入力文:
{入力文章}
# 出力文:
THE GUILD深津さんが公表しているプロンプトテンプレートです。 困ったときはこの通りに従うとそこそこ良い回答を見込めます。 ぜひテンプレートを改善したり自分の手でテンプレートを作ったりしてみてください。
テンプレートの構成要素
深津式テンプレートには、良いプロンプトに必要な要素がコンパクトにまとまっています。それぞれの要素を理解しておくと、自分でアレンジする際に役立ちます。
| 要素 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| 役割(ロール) | AIにどんな立場で回答してほしいかを伝える | 「あなたはプロの編集者です」 |
| 命令(タスク) | 何をしてほしいかを明確にする | 「最高の要約を出力してください」 |
| 制約条件 | 出力の品質やフォーマットをコントロールする | 「300文字程度」「簡潔に」 |
| 入力文 | AIに処理してほしい素材を渡す | 要約対象の文章など |
| 出力文 | AIに出力を促す合図 | 空欄にしておくと、AIが続きを生成する |
すべての要素を毎回入れる必要はありません。タスクに応じて、必要な要素を組み合わせてください。
実践例:テンプレートを使ってみる
- 報告書の要約
大学業務でよくある「長い報告書を要約する」場面で使ってみましょう。
# 命令書:
あなたは大学の事務職員です。
以下の制約条件と入力文をもとに、上司への報告用の要約を作成してください。
# 制約条件:
- 200〜300文字程度
- 箇条書きで要点を整理する
- 数値データは正確に残す
- 課題や今後の対応が必要な点を明記する
# 入力文:
[ここに報告書の本文を貼り付ける]
# 出力文:
- 案内文の作成
イベントの案内文を作成する場面です。
# 命令書:
あなたは大学の広報担当です。
以下の制約条件と情報をもとに、参加者向けの案内文を作成してください。
# 制約条件:
- 400文字程度
- 丁寧で親しみやすい文体
- 日時・場所・申込方法を明記する
- 参加のメリットが伝わるようにする
# イベント情報:
- イベント名: [FD研修会「生成AIを活用した授業設計」]
- 日時: [2026年3月15日(土)14:00〜16:00]
- 場所: [本部棟5階 大会議室(オンライン同時配信あり)]
- 対象: [全学の教職員]
- 申込方法: [ポータルサイトから3月10日までに申込]
# 出力文:
テンプレートのバリエーション
深津式テンプレートをベースに、用途に応じてアレンジしたバリエーションを紹介します。
- シンプル版:役割+タスク+条件
ちょっとした作業には、最小限の要素で十分です。
あなたは大学の事務職員です。
以下の条件で、学生向けの休講案内メールを作成してください。
### 条件 ###
* 科目名:情報リテラシー入門(月曜2限)
* 休講日:3月3日
* 補講日:3月17日(同じ時限)
* 丁寧かつ簡潔な文体
- 比較・検討版:複数案の生成
選択肢を比較したいときのテンプレートです。
あなたは大学の企画担当者です。
以下のテーマについて、3つの異なるアプローチを提案してください。
### テーマ ###
[新入生向けオリエンテーションのオンライン化]
### 各案に含める内容 ###
* アプローチの概要
* メリットとデメリット
* 必要なリソース(人員・予算・ツール)
* 実現可能性の評価(高/中/低)
### 条件 ###
* 各案は200文字程度で簡潔にまとめる
* 表形式で比較しやすくする
- レビュー・改善版:文章のブラッシュアップ
自分が書いた文章を改善してもらうテンプレートです。
あなたはプロの校正者です。
以下の文章を改善してください。
### 改善の方針 ###
* 読みやすさを向上させる
* 冗長な表現を簡潔にする
* 誤字脱字があれば修正する
* 改善した箇所とその理由を説明する
### 対象の文章 ###
[ここに文章を貼り付ける]
テンプレートを自分のものにする
テンプレートは「正解」ではなく「出発点」です。以下のポイントを意識して、自分の業務に合ったテンプレートを育てていきましょう。
- うまくいったプロンプトは保存しておく:繰り返し使えるプロンプトは、自分だけのテンプレート集になります
- 少しずつ条件を調整する:出力が期待と違ったら、制約条件を足したり変えたりして試行錯誤してみましょう
- チームで共有する:良いテンプレートは同僚にも共有すると、組織全体の業務効率化につながります
具体的な業務シーンでのプロンプト例は、活用事例集もあわせてご覧ください。
参考
https://youtu.be/ReoJcerYtuI https://bocek.co.jp/media/exercise/chatgpt/3713/
Last updated 15 2月 2026, 08:46 +0900 .